HOME

CG作品販売

営業内容詳細

絵葉書

頼の部屋(弟子)

新聞記事

作品紹介

略歴

リンク

簡単相互リンク

掲示板

検索エンジン

仏画について
 仏画についてと言っても立派な事は語れませんので私が仏画を描く
事になったきっかけ等について少し書いてみたいと思います。
 私の実家が高野山真言宗のお寺でしたので、そのお寺を継ぐ為に高
野山大学へ進学する事になり、と言うより親に行かされたと言うのが
正しい、そこでさらに僧侶になる為の修行として高野山の更に山奥に
ある真別処円通律寺と言うお寺に隠った時に、そこの本堂の立派な壁
画(十二天)を見てその緻密さデッサンの見事さ等に深い感銘を受け
ていた事が後々に仏画を描くようになったきっかけだったと思います
。元来なまけもので腰の重い私ですがいったん始めると絵に限らず何
ごとにも集中すると言うか没頭してしまいますので今まで続けて来れ
たのかなと言う気も致します。
 私の好きな仏画は何とは特定しませんが時代的に言えば、平安後期
〜鎌倉時代にかけてのものが特に好きです。
 完成されてるって感じがするんですね、私に仏画の師匠はいません
が強いて言えば高野山の霊宝館です、若い頃はここの立派な絵を見に
ちょくちょくお邪魔しました、その他は奈良とか京都の博物館で時折
公開されている展示会です。
 その頃の仏画に勝るものは決して描けるとは思いませんが少しでも
近付ければ、近付きたいと言う思いでいつも描いています。
 仏画には伝統的なものと創作的なものがあるように思いますが、私
は伝統的なものを儀軌や教儀にしたがって描いていきたいと思います
、なぜなら其れが日本人に連綿と引き継がれて来た文化だと言う気が
するし今そういうものを継承していかないと古いものはいつまでも保
存が出来ないという気がするからです。
 もっとも、新しいものでも粗末に扱えば古いものより持ちませんけ
どね・・・・・
 そう言う思いで描いていても自分の解釈とか気持ちとか癖とか絵に
は入って来ますから、儀軌、教儀に注意していてもナチュラルに変化
していきます、これはしかたのない事だし其れでいいと自分に言い聞
かせながら描いています、世の中もどんどん変化しますからね。
 画材については、基底物にはほとんど絵絹を使っています、時には
和紙を使う事もあります、絵の具は水干絵の具、岩絵の具などを三千
本(膠)でといて使用しています、今の日本画の材料ですね、日本画
そのものが宗教絵画が元になっていると思いますので当然の事かも知
れません。

私とCGアート

 今から27〜28年程前、こういう作品がつくれたらなぁと思いつき興味を抱いたのが、今でいうCGアートという分野でした。
 当時どうにかして自分の頭の中に描いているものをアートとして表現できないものかと、ある電器屋さんに相談しましたが、ハードとソフトを買いそろえるだけでも700万〜800万円以上はかかるだろうと言われ、断念せざるをえず悔しい思いをしました。
 近年技術の発達のおかげで当時のわずか10数分の1の金額でその願いが叶うようになり大変嬉しく思っています。これは同時にカメラが浸透して一億総カメラマンが出現したように一億総CGアーティストの世界が広がったとも言えるのではないでしょうか?(少し
オーバーですか?)
 最近の映画界を見ても、タイタニック・ターミネーター・マトリックスなどCGが欠かせないと言っても過言で無いほど不可欠なものとなってきていますが(もちろんアナログもあります)、CGアートに関しては、プロの製作による宣伝用のポスター、その他等が
多くなってきたとはいえ、個人でプロのアーティストとして活躍されている方はまだまだ少ないようです。(割り合いとしてアマチュアの作品が目につきます)
 そしてカメラマンの世界がそうであるように、プロとアマチュアの差がわかりにくいというのも、この分野でも同じ事が言えると思います。
 映画の世界程CGアートがアナログに対して台頭してくるかどうかはわかりませんが、この美しさを見れば、まだまだこれから伸びていってもよい分野だと思います。
 私はCGアートでもアナログでもそれぞれに、それぞれの良さを感じているので、自分がいいなと思えるものを、これからも楽しみながらどんどん作っていきたいと思っています。そして、それらの作品の中に貴方の心にやすらぎを与えたり、何らかのお役に立てる
ようなものがあれば、この上ない喜びであります。